出会いというのは、奇妙なものだ。
必然か?偶然か?
まぁ、良くわからないが、面白いと思える本に出会った。
「WEB探偵 昴」
著者「七瀬晶」氏。
青山学院大学理工学部を主席で卒業した、なんてコトがプロフィールに載っていた。
凄いな。
この作品の内容は、インターネットに関わるトラブルを解決していくという物語。
いくつかの短い物語が紡いである。
作品の主人公は、凄腕のハッカー集団のメンバーだった経歴を持つ。
ネットでありそうなトラブルを題材に、その解決方法をやっぱりネットを利用して解決する。
その巧みな技(?)は、通常のユーザーでは思いつかない、もしくは、思いついても
技術的に不可能にちかいモノで、面白い。
割りと身近な題材という以外にも、物語にのめり込める面白さもある。
私の本の面白さの判断は、物語に没頭できるかどうか、が大きな判断材料の一つ。
この作品は、それをイキナリ突破した。
「その次は??」をどんどん求めていけた作品だった。
分量もそれほどないので、ちょっとした読み物には最適。
ただ、ちょっとした読み物にしては、本が重い。
もっとコンパクトにしてほしいものだ。
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