ウイスキー。
結構ハードルが高いお酒だ。
ハイボールが流行りだして、ウイスキーに興味をもつヒトが増えたかもしれない。
でも、それほど多くのヒトが、ウイスキーについて語ることはしないと思う。
この書籍には、日本のウイスキーの原点がある。
ウイスキーといえば「洋酒」だ。
それを、日本で作ろうと考えた人物こそ、本書の主人公の「竹鶴政孝」氏だ。
竹鶴政孝氏が、日本のウイスキーの原点と言って良いと思う。
サントリーやニッカで作られたウイスキーは、竹鶴政孝氏がいなければ
誕生していないのだから。
本書には、その竹鶴政孝氏の人生の軌跡を描く。
重い文章のドキュメンタリーではなく、非常に読みやすい、親しみやすい書籍だ。
本書は、竹鶴政孝氏の思いと夢を語る。
それに触れたのならば、やはり、国産ウイスキーを呑みたくなるはずだ。
少なくとも、私は呑みたくなった。
しかも、呑むならば、熟成モノが良い。
熟成モノは相当値が張るが、いつかは呑んでみたい。
ちなみに、ウイスキーは、めちゃくちゃに奥が深い。
本書を読んだくらいでは、シロウトさんからは脱出できない。
それでも、ウイスキーに興味を持つ、はじめのいっぽにはなるね。
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