2012年2月29日水曜日

壁抜け男の謎

有栖川有栖氏。

まず忘れない名前だ。
名前のエピソードが知りたいところだ。

ここ最近読書をするようになっているが、まだまだ知らない作家さんは多い。
有栖川氏も、その一人だった。

しかし、作品も多く、最近よく目にするので、気になっていた。

読んでいた本が一段落して、「さて、どんな本を読もうか?」と考える時間があったので
有栖川氏の作品を手にすることにした。

そこで手にしたのが「壁抜け男の謎」だった。




長編の推理モノを予想していたのだが、蓋を開けてみると短篇集だった。

しかし、モノは考えよう。
有栖川氏を知るのに、短篇集は一番良い選択だったのかもしれない。


印象は「よくわからん人」だ。
推理モノを得意とするようだが、氏が考えるコトは、少々普通から逸脱しているよう。
「普通」をどう定義するか?という問題はあるが
つまるところ、簡単には氏の特性が掴めない、ということに尽きる。

だからこそ、他の作品に興味がわく。


調べてみると、シリーズモノが有名のようだ。
では、そのシリーズに少しハマるのもアリだね。

0 件のコメント:

コメントを投稿