小川一水氏の短篇集。
なぜか、小川一水氏の書籍は、表紙絵がアニメっぽいものが多い。
電車で読むのに、ちょっと抵抗がある。
さて、中身は、宇宙SF短篇集。
「フリーランチの時代」は、火星探索しているチームに事故が起こり
未知の生命体と遭遇してしまうという話。
「死」か「生」かを、未知の生命体に迫られる。
「生」を選ぶと、未知の生命体に食されてしまうが。。。
「生きる」ということは、どういうことなんだろう???
と考えてしまう。
また、他の短編には「はやぶさ」が登場する。
以前、小惑星のサンプルを持ち帰ったと一躍有名になった「はやぶさ」が。
「はやぶさ」があれほど有名になる前に、その業績に目をつけて
小説に登場させるところは、宇宙を題材にするモノ書きのプロだ
と改めて驚嘆する。
小川一水氏の宇宙観が、近い未来を予想しているような気がするのは
私だけだろうか???
ちなみに、私はしらなかったのだが、この中の短編の一つに
小川一水氏の描く他の作品の外伝が入っているとのこと。
その作品がこれ。
これもチェックしなければならないだろうね。
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