2011年9月29日木曜日

天涯の砦

小川一水
現在35歳くらいの作家さんだ。
ボクと、近い年齢。
それだけで親近感を覚えてしまう。

さて、なぜこの作家さんに注目したかというと、ブログの書評がきっかけだ。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50566943.html

この書評で、これほどの評価を受ける作家さんはどんな方だ???
と思って調べると、近い年齢であることが判明。
妙な親近感を覚えて、最近気になっていた。

「本屋大賞」をえさに、芋づる式に本を探し歩いていたのだが
今回はちょっと横道に逸れる。
まあ、それも良し。
読む本は腐るほどあるのだ。

多少湾曲した性格をもつボクは、上記ブログで紹介されていた本ではない
違うタイトルを読むことにした。



「天涯の砦」
宇宙ステーションでの事故に巻き込まれ、生還するまでを描く、宇宙SF。
あまりぱっとしない、「青年」というには微妙な雰囲気を醸し出す主人公が
なんだかんだ言って、かなりの超人的な活躍をしていく。
絶望的な状況下での、人間臭さが、とてもリアルな作品。
やはり没頭する。そして、読み終えて尚、情景が脳裏に浮かぶ。
余韻が残る作品っていうのも、やはりすばらしい本なんだろうね。

「小川一水」
注目してます。

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