またもや、ひさしぶりの投稿に鳴ってしまった。。。。
読書をさぼっている訳ではなく、投稿が面倒になっている。
ちゃんと記録していかないと、自分の読書の軌跡が、「ヘンゼルとグレーテル」の
パン屑の道しるべのごとく、消えてなくなってしまう。。。
本屋大賞のキーワードから、作家を特定して、本をむさぼるようにしていた。
「百田尚樹」もそんな中の一人だったかと思う。
実は、この作家は、ラジオで紹介されていたことがあって、気にかけていた作家さんでもある。
その作家さんの作品に「モンスター」がある。
度肝を抜かれた思いだった。
当然フィクションであるはずなのだろうけれども、臨場感というか
人間臭さというか、リアルに伝わってくるものがある。
うまく表現できないが。。。
内容は、見た目が非常に悪い女性が、整形手術で美しく変化していく様を描く。
見た目の変化が、周囲の変化とリンクする。
「見た目は気にしない」「人は外見ではない」
など、結局はきれいごとなんだろうな、と納得してしまうほど、凄みを携えた内容だった。
かなりのショックを受けた本。
「整形手術」に対する考え方も変わり、また自分の愚かしく薄っぺらい「きれいごと」も
ありありと射抜かれてしまった。
小説で、これほど考え方に影響を与えられるものがあることが、新しい発見だった。
本の世界は、まだまだ奥深い。
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