2011年6月17日金曜日

夜は短し歩けよ乙女

本屋をぶらぶらしていると、当然たくさんの本がある。
その中から、どうやって1冊を選び出すのか???

結局、聞いたり見たことのあるフレーズだったり、知っている作家だったり。

「自分に必要な本は光って見える」

なんて言われたこともあるけど、実際光って見えたことは、一度も無い。


ということで、最近は芋蔓方式を採択。
ふとしたきっかけで手にした本。
そこから関連のある本を手に取り、次はその本の関連、その次も。。。
そうやって、本のリレーをする。

前置きがながくなったけど、「竹林と美女」から作家つながり。

「夜は短し歩けよ乙女」


作家は、森見登美彦氏。

珍しく惹き込まれた。
現実と妄想の狭間にいるような、奇妙な世界。
ぶっ飛んでいる訳でもなく、でも非現実的な、体験できれば
きっとわくわくするような、そんな世界観が広がる。

おもしろかった。


調べてみると、2007年の本屋大賞2位の作品だった。
多くの人が「おもしろい」と認める本を、ボクも「おもしろい」と
思えるということは、まだまだボクの感覚は一般に属しているということだな。

本屋大賞つながりで本の伝手ができた。
しばらくは選ぶ本を迷わなくてすみそうだ。

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