
生き方―人間として一番大切なこと
稲盛和夫といえば、かなりの有名人。
京セラを立ち上げたり、KDDIを立ち上げたりと
凄い功績を残されている人。
だからこの本を選んだ…というわけではなく、なんとなく読む本を探して
会社の書庫を見てたらあったので、読んでみた。
稲盛さんの本を読むのが、コレがはじめて。
本の中で、どのようにして著者が生きてきたのか。
また、その軌跡の中で、何を想い、何を考えて、今に至るのか。
その中から、結局のところ、どういうことが大切だったのか。
ということを、至極丁寧に記載してある。
人生を、謳歌している人なんだなぁ、としみじみと実感。
そして、その生き方に共感。
1つのことに没頭し、そこから見つけるコトの真理。
ボク自身は、1つのことに集中できず、飽きては行いを変えるという
散漫な生き方。
そんな自分を見つけ、反省した本。
著者自身は、現在仏門の一員のためか、宗教色の強い記述が多いのですが
その生き方、考え方は、宗教での教えとかぶることが多いと推測。
こういう捉え方をすると、宗教も悪くないなぁと思える。
本の中で「心を磨く」ことを説いている。
心を磨くための6つの精進
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
これを、日々実践していくこと。
つまり、できてもできなくても、常に心がけ、継続すること。
そうすることで、心が磨かれると。
コレを読んで、大いに反省。
自分は、精進することを本当に心がけていたのか???
世の中から認められる成功を収めている人は、その心の哲学も
芯があり、完結であり、簡素である。
ふむ。
日々精進。
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