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綿矢りさ
私の記憶が正しければ、かなり話題になっていたはず。
これがキッカケで、17歳にして、作家。
凄いなぁと感心したコトを憶えている。
で、たまたま図書館で見かけたので、読んでみた。
書籍の重量からみて、ボリュームは極小。
多分数時間で読める。
内容は、女子高校生の心の葛藤と、その時に出会う奇妙なバイトのお話。
青臭く、懐かしい、高校生の頃の心情を、とても上手く表現していると思う。
読んでいて、高校生の頃の自分の葛藤も思い出した。
ボリュームが足りないので、そこだけは注意が必要。
2012年4月20日金曜日
シャドー81
随分古い(といっても、30年少しだが)小説だ。
名作と言われて一世を風靡した作品ということだ。
「シャドー81」
さすがに、それだけの評判の作品だけある。
読み応えたっぷり。
全く想像もつかない、ハイジャックを描く。
その、展開と計画の綿密さは、驚嘆するばかりだ。
「面白い」の一言で、闇雲に読み始めたが、最初のウチは、何の話か分からず
展開も一貫性がないため、途中で投げ出しそうになった。
まずは、物語の概要を知っておくことを進める。
この作品は「ハイジャック事件」を描いている。
それが念頭にあれば、初めから「何の話だ?」と路頭に迷うことはなくなる。
逆に、どうやって「ハイジャック」につながるんだ???、とワクワクで読めるはずだ。
概要を読まなかったことが悔やまれる。。。
ハイジャックは、物語の中盤に始まる。
その奇妙なハイジャック事件に、対応に迫られる人々は、後手に回るばかりだ。
事件の犯人は、プレイヤーの出方を計算しつくした上で、その先を行く。
とても常人では考えつかない、その展開と計画は、まるで雲上人のチェスを見るようだ。
名作は、歳をとらない。
いつまでも名作で在り続ける。
これは、非常に良い作品だったと思う。
名作と言われて一世を風靡した作品ということだ。
「シャドー81」
さすがに、それだけの評判の作品だけある。
読み応えたっぷり。
全く想像もつかない、ハイジャックを描く。
その、展開と計画の綿密さは、驚嘆するばかりだ。
「面白い」の一言で、闇雲に読み始めたが、最初のウチは、何の話か分からず
展開も一貫性がないため、途中で投げ出しそうになった。
まずは、物語の概要を知っておくことを進める。
この作品は「ハイジャック事件」を描いている。
それが念頭にあれば、初めから「何の話だ?」と路頭に迷うことはなくなる。
逆に、どうやって「ハイジャック」につながるんだ???、とワクワクで読めるはずだ。
概要を読まなかったことが悔やまれる。。。
ハイジャックは、物語の中盤に始まる。
その奇妙なハイジャック事件に、対応に迫られる人々は、後手に回るばかりだ。
事件の犯人は、プレイヤーの出方を計算しつくした上で、その先を行く。
とても常人では考えつかない、その展開と計画は、まるで雲上人のチェスを見るようだ。
名作は、歳をとらない。
いつまでも名作で在り続ける。
これは、非常に良い作品だったと思う。
2012年4月12日木曜日
子どもの免疫力を高める方法
ここ最近ではないだろうか?
花粉症が、一般的な症状になったのは。
私が小学生の頃は、天気予報で「花粉が多く飛びます」なんて言わなかったと思う。
子どもの免疫力を高める方法
この本には、子どものアレルギーやアトピーの原因が、現代の生活環境にあると説く。
過剰に清潔にするようになった生活環境に。
清潔だから、何の問題はない。
普通そう考えられると思うが、本書は逆を説く。
潔癖だからこそ、免疫力が低下している。
そのために、アレルギーやアトピーを引き起こす原因となっていると。
そうかもしれない。
子どもの頃、どぶ川で捕まえたハヤを焼いて食べたり、畑に実っていたトマトをその場で
丸かじりしたり、ざくろや木の実をとって食べたり。
今は、見かけない。
トマトを店で買ってきて、そのままかぶりつくことはない。
洗って、綺麗に切って、フォークや箸で食べる。
食べ物はまず「洗う」。
ばい菌がいるから、農薬がついているかもしれないから、など、色んな理由から。
もちろん手も「洗う」。
ばい菌がいっぱいだから、ウイルスがついているかもしれないから。
昔は、泥遊びをして、泥団子なども食べたことすらあるのに。。。
そうして、体内に入る菌を極力減らしていった結果、菌に対する抵抗力、つまり免疫力が
低下してくるというのが、本書だ。
アレルギーも、その影響で発生するという。
適度に「汚い」方が良いようだ。
何が良いか。。。というのがわからないけどね。。。
本の中には、無駄に漫画もあって、読みやすく工夫してある。
子どもにも読みやすくなっていると思う。
知識としては、あっても困らないだろうね。
花粉症が、一般的な症状になったのは。
私が小学生の頃は、天気予報で「花粉が多く飛びます」なんて言わなかったと思う。
子どもの免疫力を高める方法
この本には、子どものアレルギーやアトピーの原因が、現代の生活環境にあると説く。
過剰に清潔にするようになった生活環境に。
清潔だから、何の問題はない。
普通そう考えられると思うが、本書は逆を説く。
潔癖だからこそ、免疫力が低下している。
そのために、アレルギーやアトピーを引き起こす原因となっていると。
そうかもしれない。
子どもの頃、どぶ川で捕まえたハヤを焼いて食べたり、畑に実っていたトマトをその場で
丸かじりしたり、ざくろや木の実をとって食べたり。
今は、見かけない。
トマトを店で買ってきて、そのままかぶりつくことはない。
洗って、綺麗に切って、フォークや箸で食べる。
食べ物はまず「洗う」。
ばい菌がいるから、農薬がついているかもしれないから、など、色んな理由から。
もちろん手も「洗う」。
ばい菌がいっぱいだから、ウイルスがついているかもしれないから。
昔は、泥遊びをして、泥団子なども食べたことすらあるのに。。。
そうして、体内に入る菌を極力減らしていった結果、菌に対する抵抗力、つまり免疫力が
低下してくるというのが、本書だ。
アレルギーも、その影響で発生するという。
適度に「汚い」方が良いようだ。
何が良いか。。。というのがわからないけどね。。。
本の中には、無駄に漫画もあって、読みやすく工夫してある。
子どもにも読みやすくなっていると思う。
知識としては、あっても困らないだろうね。
2012年4月11日水曜日
このまま100歳まで、おいしゅうございます
岸朝子さん。
「料理の鉄人」で審査員として、出演していたおばあちゃんだ。
「おいしゅうございます」
というセリフがイメージで張り付いている。
そんな岸朝子さんが書いた本。
岸朝子さんは、料理記者という職業らしい。
ざっくりいえば、料理に関する雑誌記事を書くのが仕事の方。
そんな仕事をされて、50年以上とのことだ。
本書は、岸朝子さんの人生を紡ぎながら、「食」というものに対して
どういう想いがあるかを、散りばめてある。
また、生き方の哲学も。
本の中に
「悩みは太陽の下で考えろ」
のようなコトバがあった。
あぁ、なるほど。
と唸る。
太陽の下では、うじうじ考えるのが馬鹿らしくなる。
これから、悩み事があるときには、太陽の下にでよう。
いろんなエッセンスがあり、本書から学べることは多い。
読んでいても愉しい本だった。
「料理の鉄人」で審査員として、出演していたおばあちゃんだ。
「おいしゅうございます」
というセリフがイメージで張り付いている。
そんな岸朝子さんが書いた本。
岸朝子さんは、料理記者という職業らしい。
ざっくりいえば、料理に関する雑誌記事を書くのが仕事の方。
そんな仕事をされて、50年以上とのことだ。
本書は、岸朝子さんの人生を紡ぎながら、「食」というものに対して
どういう想いがあるかを、散りばめてある。
また、生き方の哲学も。
本の中に
「悩みは太陽の下で考えろ」
のようなコトバがあった。
あぁ、なるほど。
と唸る。
太陽の下では、うじうじ考えるのが馬鹿らしくなる。
これから、悩み事があるときには、太陽の下にでよう。
いろんなエッセンスがあり、本書から学べることは多い。
読んでいても愉しい本だった。
2012年4月6日金曜日
贋作に明日はない
この作品に出会って、
「これまで読んでいた本は、白黒で表現する水墨画のようだったかもしれない」
なんて、思った。
この作品を一言で言えば
「カラフルなモザイク画」
だ。もちろん、これは小説の話。
だから、水墨画やモザイク画の表現は、私のイメージ。
この作品ほど、ガチャガチャしているものに出会ったことがない。
そもそも、出会った書籍自体が少ないのもあるが。。。
海外ドラマの主人公のように、この作品の主人公アニーは、落ち着くことを知らないようだ。
アニーは常々「ゆっくりしたい」という願望を持っているようだが
環境か、状況か、性格かが災いして、落ち着くコトが一篇たりともない。
更に、本作品は「贋作」をテーマとした、殺人事件の話なのだが
それとは全く関係ないと思われる出来事が、アニーに振りかかる。
もしくは、アニーが引き寄せる。
そんな忙しない物語が紡がれていくのだが、何故かいつの間にか
すべてがまとまって、殺人事件の背景が明らかになるのだ。
隣り合う色に関連性が全くなさそうなのに、全体として、それが調和している
そんな作品が、この「贋作に明日はない」だ。
この作品は、シリーズの二作目のようで、一作目は
「贋作と共に去りぬ」ということだ。
忙しない作風は、かなり読了に困難を極めたが、物語は非常に面白かった。
だから、一作目も読んでみたいな。
「これまで読んでいた本は、白黒で表現する水墨画のようだったかもしれない」
なんて、思った。
この作品を一言で言えば
「カラフルなモザイク画」
だ。もちろん、これは小説の話。
だから、水墨画やモザイク画の表現は、私のイメージ。
この作品ほど、ガチャガチャしているものに出会ったことがない。
そもそも、出会った書籍自体が少ないのもあるが。。。
海外ドラマの主人公のように、この作品の主人公アニーは、落ち着くことを知らないようだ。
アニーは常々「ゆっくりしたい」という願望を持っているようだが
環境か、状況か、性格かが災いして、落ち着くコトが一篇たりともない。
更に、本作品は「贋作」をテーマとした、殺人事件の話なのだが
それとは全く関係ないと思われる出来事が、アニーに振りかかる。
もしくは、アニーが引き寄せる。
そんな忙しない物語が紡がれていくのだが、何故かいつの間にか
すべてがまとまって、殺人事件の背景が明らかになるのだ。
隣り合う色に関連性が全くなさそうなのに、全体として、それが調和している
そんな作品が、この「贋作に明日はない」だ。
この作品は、シリーズの二作目のようで、一作目は
「贋作と共に去りぬ」ということだ。
忙しない作風は、かなり読了に困難を極めたが、物語は非常に面白かった。
だから、一作目も読んでみたいな。
2012年4月4日水曜日
ウンココロ
「ウンコ」の話。
そう言うと、どれだけのヒトが引いてしまうのだろう?
殆どのヒトか?
しかし、こんな本がある。
世の中に、公然と「ウンコ」を分析し、研究するヒトがいる。
そして、それが書籍になるということは、それだけ関心があるということか。
「ウンコ」=「汚いモノ」
そう決まったのはいつの頃だろうか?
もしくは、全然決まっていないのか?
「ウンコ」は好きではない。臭いし。見た目が良くないし。
しかし「ウンコ」は、数多くを物語る。
それを、上記の本は教えてくれる。
「ウンコ」した後、お尻を拭いた時、紙に「ウンコ」がつかないほど
後切れが良い、爽快な「ウンコ」を、今日、しているか?
もし、そんな爽快「ウンコ」をしたのならば、それはいつの頃か???
少なくとも、自分の「ウンコ」の状態を把握して、体調の把握をしてみるのは
悪くはないと思う。
そのための、入門書がこの本だと思う。
そう言うと、どれだけのヒトが引いてしまうのだろう?
殆どのヒトか?
しかし、こんな本がある。
世の中に、公然と「ウンコ」を分析し、研究するヒトがいる。
そして、それが書籍になるということは、それだけ関心があるということか。
「ウンコ」=「汚いモノ」
そう決まったのはいつの頃だろうか?
もしくは、全然決まっていないのか?
「ウンコ」は好きではない。臭いし。見た目が良くないし。
しかし「ウンコ」は、数多くを物語る。
それを、上記の本は教えてくれる。
「ウンコ」した後、お尻を拭いた時、紙に「ウンコ」がつかないほど
後切れが良い、爽快な「ウンコ」を、今日、しているか?
もし、そんな爽快「ウンコ」をしたのならば、それはいつの頃か???
少なくとも、自分の「ウンコ」の状態を把握して、体調の把握をしてみるのは
悪くはないと思う。
そのための、入門書がこの本だと思う。
2012年4月3日火曜日
懐かしい未来 ラダックから学ぶ
この本は、ちょっと重たい。
物理的には、大したコトはないが、内容的に。
読むのには、結構苦労する。
「懐かしい」と「未来」と、まるで矛盾するようなコトバだが、この本をよく表しているタイトルだ。
「土と共に生きる」
そういう生活をしたことはないのだけれども、本能的にか、なんとなく親しみがあるような
気がする生活。
本書は、実はそういう生活が、有るべき未来ではないか?
と提言しているように思える。
自給自足。
意識しなくても、当たり前に成立するリサイクル。
ゴミ、公害、汚染、健康被害。
そんなコトが、全くない生活を、人間はこれまで営んできた経験を持つ。
それが、いつの間にか、今の世の中にあるような生活が「素晴らしい」と思い
土から離れて生活するようになった。
また、その生活を憧れるような環境を作った。
ラダックは、とても田舎で、最近まで「土と共に生きる」生活、つまり自然と共存した生活を
営んでいた。
そのラダックが、文明の波に飲み込まれ、変化していくさまを、本書は伝える。
人間の行く末は、本当にこの道で良いのか?
そういう疑問を投げかけた書籍だ。
様々な意見があるだろうが、一つの事実として、本書を記憶しておくと
考えに深みが加わると思う。
物理的には、大したコトはないが、内容的に。
読むのには、結構苦労する。
「懐かしい」と「未来」と、まるで矛盾するようなコトバだが、この本をよく表しているタイトルだ。
「土と共に生きる」
そういう生活をしたことはないのだけれども、本能的にか、なんとなく親しみがあるような
気がする生活。
本書は、実はそういう生活が、有るべき未来ではないか?
と提言しているように思える。
自給自足。
意識しなくても、当たり前に成立するリサイクル。
ゴミ、公害、汚染、健康被害。
そんなコトが、全くない生活を、人間はこれまで営んできた経験を持つ。
それが、いつの間にか、今の世の中にあるような生活が「素晴らしい」と思い
土から離れて生活するようになった。
また、その生活を憧れるような環境を作った。
ラダックは、とても田舎で、最近まで「土と共に生きる」生活、つまり自然と共存した生活を
営んでいた。
そのラダックが、文明の波に飲み込まれ、変化していくさまを、本書は伝える。
人間の行く末は、本当にこの道で良いのか?
そういう疑問を投げかけた書籍だ。
様々な意見があるだろうが、一つの事実として、本書を記憶しておくと
考えに深みが加わると思う。
2012年3月28日水曜日
ヒゲのウヰスキー誕生す
ウイスキー。
結構ハードルが高いお酒だ。
ハイボールが流行りだして、ウイスキーに興味をもつヒトが増えたかもしれない。
でも、それほど多くのヒトが、ウイスキーについて語ることはしないと思う。
この書籍には、日本のウイスキーの原点がある。
ウイスキーといえば「洋酒」だ。
それを、日本で作ろうと考えた人物こそ、本書の主人公の「竹鶴政孝」氏だ。
竹鶴政孝氏が、日本のウイスキーの原点と言って良いと思う。
サントリーやニッカで作られたウイスキーは、竹鶴政孝氏がいなければ
誕生していないのだから。
本書には、その竹鶴政孝氏の人生の軌跡を描く。
重い文章のドキュメンタリーではなく、非常に読みやすい、親しみやすい書籍だ。
本書は、竹鶴政孝氏の思いと夢を語る。
それに触れたのならば、やはり、国産ウイスキーを呑みたくなるはずだ。
少なくとも、私は呑みたくなった。
しかも、呑むならば、熟成モノが良い。
熟成モノは相当値が張るが、いつかは呑んでみたい。
ちなみに、ウイスキーは、めちゃくちゃに奥が深い。
本書を読んだくらいでは、シロウトさんからは脱出できない。
それでも、ウイスキーに興味を持つ、はじめのいっぽにはなるね。
結構ハードルが高いお酒だ。
ハイボールが流行りだして、ウイスキーに興味をもつヒトが増えたかもしれない。
でも、それほど多くのヒトが、ウイスキーについて語ることはしないと思う。
この書籍には、日本のウイスキーの原点がある。
ウイスキーといえば「洋酒」だ。
それを、日本で作ろうと考えた人物こそ、本書の主人公の「竹鶴政孝」氏だ。
竹鶴政孝氏が、日本のウイスキーの原点と言って良いと思う。
サントリーやニッカで作られたウイスキーは、竹鶴政孝氏がいなければ
誕生していないのだから。
本書には、その竹鶴政孝氏の人生の軌跡を描く。
重い文章のドキュメンタリーではなく、非常に読みやすい、親しみやすい書籍だ。
本書は、竹鶴政孝氏の思いと夢を語る。
それに触れたのならば、やはり、国産ウイスキーを呑みたくなるはずだ。
少なくとも、私は呑みたくなった。
しかも、呑むならば、熟成モノが良い。
熟成モノは相当値が張るが、いつかは呑んでみたい。
ちなみに、ウイスキーは、めちゃくちゃに奥が深い。
本書を読んだくらいでは、シロウトさんからは脱出できない。
それでも、ウイスキーに興味を持つ、はじめのいっぽにはなるね。
2012年3月26日月曜日
手のひら押すだけメソッド
「手」に注目することは少ない。
非常に身近なのに。
もしかすると、身近すぎる、からなのかもしれない。
注目するときは、TVで「手相」の特集を目にした時くらいか?
あとは、気がついたら、手が荒れ放題だったときとか。
「手のひら押すだけメソッド」という本がある。
その名の通り、「手のひらを押す」を紹介する本。
いや、もっとちゃんと言えば「手モミモミ指南書」か。
身近すぎる「手」。
実は、いろんな体の症状を伝えているとのこと。
確かに、そうかもしれない。
爪に、健康状態が現れる、といのは、何度か耳にした。
「手相」だって、そのヒトを物語る。
ならば、健康状態だって現れても不思議ではない。
体の状態が分かるということは、体の各器官と手はつながっているということらしい。
だから、手をモミモミすると、結構「癒される」というのだ。
ここで重要なのは「癒される」ということで、「治る」とは違う。
「腰が痛い」から、手をモミモミしても「治る」わけではなく、腰痛を感じている自分が
「癒される」ということなのだ。
気分的???
まぁ、それでも、手は各器官とつながりがあるようで、手を刺激することで
体の各器官もそれに反応する、かもしれない。
足の裏をマッサージして、何か体の症状が改善するならば、手のマッサージだって同様だろう。
闇雲にモミモミするよりも、誰かに指南されたい。
だからこそ「手モミモミ指南書」は一読の価値はあると思う。
しかも、実際手モミモミは「気持ちがいい」。
簡単だし。。。
でも。。。簡単だからこそ、指南されるほどのことも無いかもしれないけどね。
非常に身近なのに。
もしかすると、身近すぎる、からなのかもしれない。
注目するときは、TVで「手相」の特集を目にした時くらいか?
あとは、気がついたら、手が荒れ放題だったときとか。
「手のひら押すだけメソッド」という本がある。
その名の通り、「手のひらを押す」を紹介する本。
いや、もっとちゃんと言えば「手モミモミ指南書」か。
身近すぎる「手」。
実は、いろんな体の症状を伝えているとのこと。
確かに、そうかもしれない。
爪に、健康状態が現れる、といのは、何度か耳にした。
「手相」だって、そのヒトを物語る。
ならば、健康状態だって現れても不思議ではない。
体の状態が分かるということは、体の各器官と手はつながっているということらしい。
だから、手をモミモミすると、結構「癒される」というのだ。
ここで重要なのは「癒される」ということで、「治る」とは違う。
「腰が痛い」から、手をモミモミしても「治る」わけではなく、腰痛を感じている自分が
「癒される」ということなのだ。
気分的???
まぁ、それでも、手は各器官とつながりがあるようで、手を刺激することで
体の各器官もそれに反応する、かもしれない。
足の裏をマッサージして、何か体の症状が改善するならば、手のマッサージだって同様だろう。
闇雲にモミモミするよりも、誰かに指南されたい。
だからこそ「手モミモミ指南書」は一読の価値はあると思う。
しかも、実際手モミモミは「気持ちがいい」。
簡単だし。。。
でも。。。簡単だからこそ、指南されるほどのことも無いかもしれないけどね。
2012年3月23日金曜日
WEB探偵 昴
出会いというのは、奇妙なものだ。
必然か?偶然か?
まぁ、良くわからないが、面白いと思える本に出会った。
「WEB探偵 昴」
著者「七瀬晶」氏。
青山学院大学理工学部を主席で卒業した、なんてコトがプロフィールに載っていた。
凄いな。
この作品の内容は、インターネットに関わるトラブルを解決していくという物語。
いくつかの短い物語が紡いである。
作品の主人公は、凄腕のハッカー集団のメンバーだった経歴を持つ。
ネットでありそうなトラブルを題材に、その解決方法をやっぱりネットを利用して解決する。
その巧みな技(?)は、通常のユーザーでは思いつかない、もしくは、思いついても
技術的に不可能にちかいモノで、面白い。
割りと身近な題材という以外にも、物語にのめり込める面白さもある。
私の本の面白さの判断は、物語に没頭できるかどうか、が大きな判断材料の一つ。
この作品は、それをイキナリ突破した。
「その次は??」をどんどん求めていけた作品だった。
分量もそれほどないので、ちょっとした読み物には最適。
ただ、ちょっとした読み物にしては、本が重い。
もっとコンパクトにしてほしいものだ。
必然か?偶然か?
まぁ、良くわからないが、面白いと思える本に出会った。
「WEB探偵 昴」
著者「七瀬晶」氏。
青山学院大学理工学部を主席で卒業した、なんてコトがプロフィールに載っていた。
凄いな。
この作品の内容は、インターネットに関わるトラブルを解決していくという物語。
いくつかの短い物語が紡いである。
作品の主人公は、凄腕のハッカー集団のメンバーだった経歴を持つ。
ネットでありそうなトラブルを題材に、その解決方法をやっぱりネットを利用して解決する。
その巧みな技(?)は、通常のユーザーでは思いつかない、もしくは、思いついても
技術的に不可能にちかいモノで、面白い。
割りと身近な題材という以外にも、物語にのめり込める面白さもある。
私の本の面白さの判断は、物語に没頭できるかどうか、が大きな判断材料の一つ。
この作品は、それをイキナリ突破した。
「その次は??」をどんどん求めていけた作品だった。
分量もそれほどないので、ちょっとした読み物には最適。
ただ、ちょっとした読み物にしては、本が重い。
もっとコンパクトにしてほしいものだ。
2012年3月22日木曜日
四人の署名
いま巷で話題の「シャーロックホームズ」
いろいろと名前を聞くとこが多く、その名前は知っているが
実のところ、物語を読んだことがない。
ということで、物語を読もう!の第2段で「四人の署名」を手にした。
日本語版の題名は「四人の署名」となっているが、以前は「四つの署名」だったらしい。
オリジナルの題名は「The Sign of Four」ということだ。
いちいち、日本語にしなくてもダイジョブだろう???
日本語だと、めんどくさい。
さて、内容は、一人の女性が奇妙な出来事に巻き込まれているようで
シャーロックホームズに相談しにくる、といったもの。
その女性の奇妙な出来事にあたっている最中、ワトソン氏が恋心をいだき
物語の終わりには、なぜか結婚してしまう。
いろいろと肉付けすると愉しいストーリー。
だが、実際読んでみて、イマイチ。
舞台がロンドンというのと、時代がちょっと古いのと、想像力が乏しいのと、で
物語に没頭できないのが、多分その理由。
活字だと、これまでの経験からイメージを作るから、ある程度の経験が必要だね。
やはり、映像から入るのがよさそうだ。
いろいろと名前を聞くとこが多く、その名前は知っているが
実のところ、物語を読んだことがない。
ということで、物語を読もう!の第2段で「四人の署名」を手にした。
日本語版の題名は「四人の署名」となっているが、以前は「四つの署名」だったらしい。
オリジナルの題名は「The Sign of Four」ということだ。
いちいち、日本語にしなくてもダイジョブだろう???
日本語だと、めんどくさい。
さて、内容は、一人の女性が奇妙な出来事に巻き込まれているようで
シャーロックホームズに相談しにくる、といったもの。
その女性の奇妙な出来事にあたっている最中、ワトソン氏が恋心をいだき
物語の終わりには、なぜか結婚してしまう。
いろいろと肉付けすると愉しいストーリー。
だが、実際読んでみて、イマイチ。
舞台がロンドンというのと、時代がちょっと古いのと、想像力が乏しいのと、で
物語に没頭できないのが、多分その理由。
活字だと、これまでの経験からイメージを作るから、ある程度の経験が必要だね。
やはり、映像から入るのがよさそうだ。
2012年3月15日木曜日
シャーロック・ホームズの冒険
シャーロック・ホームズ
最近、映画も新しく出るようで、名前をよく聞くようになった。
映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2/
名前はよく聞くが、実際「コナン・ドイル」氏が書いた書籍は読んだことがなかった。
まぁ、流行りに乗るもの有りだろうなぁ。
と思って、一冊手にとった。
「シャーロック・ホームズの冒険」
コナン・ドイル氏が描く、シャーロック・ホームズは、医師ワトソンが綴る記録の中に出てくる。
少々設定がめんどくさい。
医師ワトソン氏が、友人シャーロック・ホームズ氏と出会った、奇妙な事件を綴るため
妙な視点で物語が描かれている。
音と色のないテレビを見ているような感覚。
臨場感があまり伝わってこないのだ。
淡々と、場面が綴られてしまっているような気がする。
奇妙な事件を描くので、無駄な記述はあまり無いので、読みこぼしがないように
気を配って読まなければならないことも、臨場感に欠けてしまう要素か?
スピード感かなぁ?
まぁ、多少は不満があるが、物語は面白い。
着眼点を全く異なってみると、いろんな事象は、こうも事実を物語るものか?
納得したり、感嘆したり、と、読み進めるのに飽きない。
本書は、短篇集なので、淡白な感じがより一層色濃く出ていたかもしれないので
今度は長編のモノを読んでみたい。
どうしてこれだけ世の中を熱狂させてしまうのか、まずは体験してみなくては!
最近、映画も新しく出るようで、名前をよく聞くようになった。
映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2/
名前はよく聞くが、実際「コナン・ドイル」氏が書いた書籍は読んだことがなかった。
まぁ、流行りに乗るもの有りだろうなぁ。
と思って、一冊手にとった。
「シャーロック・ホームズの冒険」
コナン・ドイル氏が描く、シャーロック・ホームズは、医師ワトソンが綴る記録の中に出てくる。
少々設定がめんどくさい。
医師ワトソン氏が、友人シャーロック・ホームズ氏と出会った、奇妙な事件を綴るため
妙な視点で物語が描かれている。
音と色のないテレビを見ているような感覚。
臨場感があまり伝わってこないのだ。
淡々と、場面が綴られてしまっているような気がする。
奇妙な事件を描くので、無駄な記述はあまり無いので、読みこぼしがないように
気を配って読まなければならないことも、臨場感に欠けてしまう要素か?
スピード感かなぁ?
まぁ、多少は不満があるが、物語は面白い。
着眼点を全く異なってみると、いろんな事象は、こうも事実を物語るものか?
納得したり、感嘆したり、と、読み進めるのに飽きない。
本書は、短篇集なので、淡白な感じがより一層色濃く出ていたかもしれないので
今度は長編のモノを読んでみたい。
どうしてこれだけ世の中を熱狂させてしまうのか、まずは体験してみなくては!
2012年3月12日月曜日
「習慣で買う」のつくり方
久しぶりに考え方に影響を与えてくれた本。
それが『「習慣で買う」のつくり方』という本だ。
非常に響いた。久しぶりの感覚だった。
本書の中で定義される「習慣脳」と「判断脳」。
ヒトの脳内は、大別すると、上記の2つに絞れるということだ。
この理論は、著書が勝手に名付けたかもしれないが
その裏付けは、最近の脳科学より得られている。
例えば、車を運転するという行為。
この行為は「意識的」か「無意識的」か?
当然、意識しなければ、危険極まりない。そう思いがちだが、本書は「無意識的」だと説く。
確かに、運転中ふと気がつく。
「あれ?もうこんなとこにいる」
短い時間だが、意識しないでも運転してきたことを示している。
そのちょっとした間にも、車を道なりに誘導し、他の車の動きに注意を払い
信号に従い、ナドナド。
運転に必要な様々な行為はこなしているハズなのだ。
(完全に意識を失ったら、おそらくは事故を起こしている)
こんな感じで、特別に意識しなくても、日々の動作を行うというのが「習慣脳」の役割と
本書は定義する。
逆に、特別に意識して行うことを「判断脳」だ。
さらには、この習慣脳が支配的な日々の生活の割合は、半分にも達するらしい。
ヒトによっては、大半を占めるかもしれない。
本書は、ビジネス書なので、基本的には商品を顧客にどのように展開するか?
という視点で、脳の働きから、提案をしている。
特別な判断を必要としない行動は、習慣脳が行うということは
商品購買時にも習慣脳が判断することが、多い。
結局のところ、習慣的に判断されてしまうため、商品企画から習慣となるような
仕組みを考えておく、もしくは、習慣に入れるように設計することが重要だと本書は説く。
本書の視点は、非常に面白いし、試す価値は存分に有りそう。
ただ、本書の考え方は、ビジネスだけに留まらない。
考え方を応用すれば、日常の生活も、また違った味わいのものになっていくハズ。
脳の仕組み、考え方の仕組み、は、どんなヒトにもとても重要だと思える。
この本は、素晴らしかった。
手元において、常々開いて、考え方のエッセンスを自分に浸透させたい。
それが『「習慣で買う」のつくり方』という本だ。
非常に響いた。久しぶりの感覚だった。
本書の中で定義される「習慣脳」と「判断脳」。
ヒトの脳内は、大別すると、上記の2つに絞れるということだ。
この理論は、著書が勝手に名付けたかもしれないが
その裏付けは、最近の脳科学より得られている。
例えば、車を運転するという行為。
この行為は「意識的」か「無意識的」か?
当然、意識しなければ、危険極まりない。そう思いがちだが、本書は「無意識的」だと説く。
確かに、運転中ふと気がつく。
「あれ?もうこんなとこにいる」
短い時間だが、意識しないでも運転してきたことを示している。
そのちょっとした間にも、車を道なりに誘導し、他の車の動きに注意を払い
信号に従い、ナドナド。
運転に必要な様々な行為はこなしているハズなのだ。
(完全に意識を失ったら、おそらくは事故を起こしている)
こんな感じで、特別に意識しなくても、日々の動作を行うというのが「習慣脳」の役割と
本書は定義する。
逆に、特別に意識して行うことを「判断脳」だ。
さらには、この習慣脳が支配的な日々の生活の割合は、半分にも達するらしい。
ヒトによっては、大半を占めるかもしれない。
本書は、ビジネス書なので、基本的には商品を顧客にどのように展開するか?
という視点で、脳の働きから、提案をしている。
特別な判断を必要としない行動は、習慣脳が行うということは
商品購買時にも習慣脳が判断することが、多い。
結局のところ、習慣的に判断されてしまうため、商品企画から習慣となるような
仕組みを考えておく、もしくは、習慣に入れるように設計することが重要だと本書は説く。
本書の視点は、非常に面白いし、試す価値は存分に有りそう。
ただ、本書の考え方は、ビジネスだけに留まらない。
考え方を応用すれば、日常の生活も、また違った味わいのものになっていくハズ。
脳の仕組み、考え方の仕組み、は、どんなヒトにもとても重要だと思える。
この本は、素晴らしかった。
手元において、常々開いて、考え方のエッセンスを自分に浸透させたい。
2012年3月5日月曜日
我らが隣人の犯罪
またつまらないミスを犯した。
一つの物語の世界にどっぷり浸ろうと考えていたのに。。。
手にしたのは、またもや短篇集だった。
直前に中身を確認しないのが悪い。
タイトルだけ見て、直感で手にしたのだが。。。
私の直感は、思うところにはハマらないようだ。
宮部みゆき女史の短編小説集だ。
有名な宮部みゆき女史だが、作品には殆ど出会っていない。
長編が多く、尻込みするのが、その理由だ。
だからこそ、面白いのだと思うのだが、思いと深層心理には深い溝があるらしい。
ともかく、手にしたのは「我らが隣人の犯罪」というタイトルの短編小説集だ。
短篇だから侮る無かれ。
この作品、非常に良い作品だと思う。
短いからこそのテンポの良さ。
登場人物の深い描写。
そして、謎めいた物語の展開。
スッと物語に惹きこまれる、その描写は凄まじい。
あっという間に読めてしまい、多少、物足りなさものこるのだが
それは、短篇集だからこそ。
宮部みゆき女史が何故も世の中に支持されるかが、この作品だけでも
よく分かるのではないだろうか??
さて、次こそは、長編でなくても、一つの物語に浸ろう。
一つの物語の世界にどっぷり浸ろうと考えていたのに。。。
手にしたのは、またもや短篇集だった。
直前に中身を確認しないのが悪い。
タイトルだけ見て、直感で手にしたのだが。。。
私の直感は、思うところにはハマらないようだ。
宮部みゆき女史の短編小説集だ。
有名な宮部みゆき女史だが、作品には殆ど出会っていない。
長編が多く、尻込みするのが、その理由だ。
だからこそ、面白いのだと思うのだが、思いと深層心理には深い溝があるらしい。
ともかく、手にしたのは「我らが隣人の犯罪」というタイトルの短編小説集だ。
短篇だから侮る無かれ。
この作品、非常に良い作品だと思う。
短いからこそのテンポの良さ。
登場人物の深い描写。
そして、謎めいた物語の展開。
スッと物語に惹きこまれる、その描写は凄まじい。
あっという間に読めてしまい、多少、物足りなさものこるのだが
それは、短篇集だからこそ。
宮部みゆき女史が何故も世の中に支持されるかが、この作品だけでも
よく分かるのではないだろうか??
さて、次こそは、長編でなくても、一つの物語に浸ろう。
2012年3月2日金曜日
天冥の標Ⅴ 羊と猿と百菊(ひゃっきく)の銀河
天冥の標
小川一水氏が描く、壮大な宇宙SFストーリーの中の第5作目。
物語が動き出す。
というか、やっと背景が朧気ながら見えてきた。
気が付かなかったが、生命体とは、これほど多様であり、また多様であるべき。
何も、ヒトの形をしていることが、生命体の条件ではない。
自我も、ヒトだけものもではない。
生命体すべてが持ち得ることであるはずであることを、この作品を読んで気がつく。
当たり前なコトを、いまやっと気がついた。
多様な生命体を考えていけば、コンピューターに展開されるプログラムも
生命体と定義することも、たしかに可能だ。
そこには、自我が必ず必要になるが。。。
この作品の面白いのは、自分にない視点から見たストーリーの展開だからだろう。
私が描く宇宙の主人公は、地球に住む人間、となるが
小川氏の本作では、必ずしも地球に住む人間が主人公ではない。
数ある生命体の一つでしか無い。
だから、時に非常に淡白に表現される。
生まれ、そして絶滅していく、よくある生命体の一つであるように
至極客観的に、そして至極冷静に。
そんな世界観だからこそ、宇宙自体に魅力が出る。
無機質な宇宙ではなく、生命が溢れる賑やかな宇宙。
そんな宇宙像。
なんて魅力的なのだろう。
生まれ、生き続けようとする姿。
そして、その生存をかけた戦い。
見栄の張り合いの末の戦いではなく、種の存続を求める戦い。
きっとそういう展開がこの後に待っているのだろう。
さて、いろんなコトがわかってきたが、まだまだ謎は多い。
第一作目で出てきた「救世群」。
その姿が、他の作品と大きく異なることが、私の一番の気になる問題。
世界は広がった。
これから、時と意思が絡みあった連鎖を起こすのだろうね。
次が待ち遠しい。
小川一水氏が描く、壮大な宇宙SFストーリーの中の第5作目。
物語が動き出す。
というか、やっと背景が朧気ながら見えてきた。
気が付かなかったが、生命体とは、これほど多様であり、また多様であるべき。
何も、ヒトの形をしていることが、生命体の条件ではない。
自我も、ヒトだけものもではない。
生命体すべてが持ち得ることであるはずであることを、この作品を読んで気がつく。
当たり前なコトを、いまやっと気がついた。
多様な生命体を考えていけば、コンピューターに展開されるプログラムも
生命体と定義することも、たしかに可能だ。
そこには、自我が必ず必要になるが。。。
この作品の面白いのは、自分にない視点から見たストーリーの展開だからだろう。
私が描く宇宙の主人公は、地球に住む人間、となるが
小川氏の本作では、必ずしも地球に住む人間が主人公ではない。
数ある生命体の一つでしか無い。
だから、時に非常に淡白に表現される。
生まれ、そして絶滅していく、よくある生命体の一つであるように
至極客観的に、そして至極冷静に。
そんな世界観だからこそ、宇宙自体に魅力が出る。
無機質な宇宙ではなく、生命が溢れる賑やかな宇宙。
そんな宇宙像。
なんて魅力的なのだろう。
生まれ、生き続けようとする姿。
そして、その生存をかけた戦い。
見栄の張り合いの末の戦いではなく、種の存続を求める戦い。
きっとそういう展開がこの後に待っているのだろう。
さて、いろんなコトがわかってきたが、まだまだ謎は多い。
第一作目で出てきた「救世群」。
その姿が、他の作品と大きく異なることが、私の一番の気になる問題。
世界は広がった。
これから、時と意思が絡みあった連鎖を起こすのだろうね。
次が待ち遠しい。
2012年2月29日水曜日
壁抜け男の謎
有栖川有栖氏。
まず忘れない名前だ。
名前のエピソードが知りたいところだ。
ここ最近読書をするようになっているが、まだまだ知らない作家さんは多い。
有栖川氏も、その一人だった。
しかし、作品も多く、最近よく目にするので、気になっていた。
読んでいた本が一段落して、「さて、どんな本を読もうか?」と考える時間があったので
有栖川氏の作品を手にすることにした。
そこで手にしたのが「壁抜け男の謎」だった。
長編の推理モノを予想していたのだが、蓋を開けてみると短篇集だった。
しかし、モノは考えよう。
有栖川氏を知るのに、短篇集は一番良い選択だったのかもしれない。
印象は「よくわからん人」だ。
推理モノを得意とするようだが、氏が考えるコトは、少々普通から逸脱しているよう。
「普通」をどう定義するか?という問題はあるが
つまるところ、簡単には氏の特性が掴めない、ということに尽きる。
だからこそ、他の作品に興味がわく。
調べてみると、シリーズモノが有名のようだ。
では、そのシリーズに少しハマるのもアリだね。
まず忘れない名前だ。
名前のエピソードが知りたいところだ。
ここ最近読書をするようになっているが、まだまだ知らない作家さんは多い。
有栖川氏も、その一人だった。
しかし、作品も多く、最近よく目にするので、気になっていた。
読んでいた本が一段落して、「さて、どんな本を読もうか?」と考える時間があったので
有栖川氏の作品を手にすることにした。
そこで手にしたのが「壁抜け男の謎」だった。
長編の推理モノを予想していたのだが、蓋を開けてみると短篇集だった。
しかし、モノは考えよう。
有栖川氏を知るのに、短篇集は一番良い選択だったのかもしれない。
印象は「よくわからん人」だ。
推理モノを得意とするようだが、氏が考えるコトは、少々普通から逸脱しているよう。
「普通」をどう定義するか?という問題はあるが
つまるところ、簡単には氏の特性が掴めない、ということに尽きる。
だからこそ、他の作品に興味がわく。
調べてみると、シリーズモノが有名のようだ。
では、そのシリーズに少しハマるのもアリだね。
2012年2月23日木曜日
テンペスト
テンペスト。
時代劇になったり、映画になったり、とかなり話題の作品。
そんなことは知らずに、手にした。
私にとっては、多分このボリュームの小説は始めてだとおもう。
シリーズモノは、別にしてね。
内容は、幕末期の頃の琉球王国で活躍する、孫寧温という役人の話。
この主人公の設定が、ブッ飛んでいる。
男尊女卑の世界にあって、頭脳明晰な女の子。
もの凄い天才。だけど、女の子。
しかし、それだけでは、物語にならない。
この女の子、認められるがために「去勢した男」を偽るのだ。
去勢した男というのが、いたらしい。
私は、これまで目にしたことがない。
もしかすると、もののけ姫の主題歌を歌った米良さんのようになのか??
とにかく、ぶっ飛んだ偽りと、ずば抜けた頭脳で琉球を動かす要職を手にする。
琉球王国を守るため、身を粉にして様々な難題に当たる。
しかし、偽りは、いずれ明らかになる。
偽った分だけ、悲しみは深い。
歴史は覆らない。
そのため、琉球王国は滅ぶ。
悲しい終わりのようだが、それはそれで、女性で生きる幸せを勝ち取る
という悲しくも和やかな終わり方をする。
男性としては、王国と共に滅び、女性として幸せを掴む。
良いのかもしれない。
ただ、この小説、息切れした。
途中から、設定が異なるが、同じ事の繰り返しになり、飽きが来てしまうのだ。
それを抜きにすれば、良い作品だと思う。
琉球王国の魅力が詰まっているし。
映像ではどうなっているのか?
気になるね。
時代劇になったり、映画になったり、とかなり話題の作品。
そんなことは知らずに、手にした。
私にとっては、多分このボリュームの小説は始めてだとおもう。
シリーズモノは、別にしてね。
内容は、幕末期の頃の琉球王国で活躍する、孫寧温という役人の話。
この主人公の設定が、ブッ飛んでいる。
男尊女卑の世界にあって、頭脳明晰な女の子。
もの凄い天才。だけど、女の子。
しかし、それだけでは、物語にならない。
この女の子、認められるがために「去勢した男」を偽るのだ。
去勢した男というのが、いたらしい。
私は、これまで目にしたことがない。
もしかすると、もののけ姫の主題歌を歌った米良さんのようになのか??
とにかく、ぶっ飛んだ偽りと、ずば抜けた頭脳で琉球を動かす要職を手にする。
琉球王国を守るため、身を粉にして様々な難題に当たる。
しかし、偽りは、いずれ明らかになる。
偽った分だけ、悲しみは深い。
歴史は覆らない。
そのため、琉球王国は滅ぶ。
悲しい終わりのようだが、それはそれで、女性で生きる幸せを勝ち取る
という悲しくも和やかな終わり方をする。
男性としては、王国と共に滅び、女性として幸せを掴む。
良いのかもしれない。
ただ、この小説、息切れした。
途中から、設定が異なるが、同じ事の繰り返しになり、飽きが来てしまうのだ。
それを抜きにすれば、良い作品だと思う。
琉球王国の魅力が詰まっているし。
映像ではどうなっているのか?
気になるね。
2012年2月20日月曜日
天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち
天冥の標シリーズ
第4作目。
平たく言えば、セックスアンドロイド。
技術が進歩していけば、必ずこういうアイディアは出てくるだろう。
しかし、この作品に描かれるセックスアンドロイド・ラバーズは、性愛の奉仕こそ
存在の中心だが、それだけの存在ではない。
価値観があり、倫理観があり、悩む姿は、人間そのものだ。
ロボットでは無い。
体が機械ではあるが、心と魂を持つヒトだと思う。
そして、そうであって欲しいと願う。
セックスを描くと官能小説になりがちだが、この作品は
ただのエロい小説だけではなかった。
存在の中心が「性愛の奉仕」とする存在を語るのに、エロは不可避。
しかし、アンドロイドが種の存続をかける姿は
エロでは扱えない、葛藤や悩みがある。
そうした部分が、この物語を引き立てている。
そして、やはり「天冥の標」シリーズ。
ちゃんとつながるようにできている。
第1作のキーマン「ラゴス」
彼が、この作品に出てくる。
ラゴスの過去が描かれるこの作品は、それだけでも、非常に面白く
価値がある。
まだまだ、シリーズの全体はつかめないものの、物語にのめり込んでしまう。
次作も楽しみだ。
第4作目。
平たく言えば、セックスアンドロイド。
技術が進歩していけば、必ずこういうアイディアは出てくるだろう。
しかし、この作品に描かれるセックスアンドロイド・ラバーズは、性愛の奉仕こそ
存在の中心だが、それだけの存在ではない。
価値観があり、倫理観があり、悩む姿は、人間そのものだ。
ロボットでは無い。
体が機械ではあるが、心と魂を持つヒトだと思う。
そして、そうであって欲しいと願う。
セックスを描くと官能小説になりがちだが、この作品は
ただのエロい小説だけではなかった。
存在の中心が「性愛の奉仕」とする存在を語るのに、エロは不可避。
しかし、アンドロイドが種の存続をかける姿は
エロでは扱えない、葛藤や悩みがある。
そうした部分が、この物語を引き立てている。
そして、やはり「天冥の標」シリーズ。
ちゃんとつながるようにできている。
第1作のキーマン「ラゴス」
彼が、この作品に出てくる。
ラゴスの過去が描かれるこの作品は、それだけでも、非常に面白く
価値がある。
まだまだ、シリーズの全体はつかめないものの、物語にのめり込んでしまう。
次作も楽しみだ。
2012年2月14日火曜日
フリーランチの時代
小川一水氏の短篇集。
なぜか、小川一水氏の書籍は、表紙絵がアニメっぽいものが多い。
電車で読むのに、ちょっと抵抗がある。
さて、中身は、宇宙SF短篇集。
「フリーランチの時代」は、火星探索しているチームに事故が起こり
未知の生命体と遭遇してしまうという話。
「死」か「生」かを、未知の生命体に迫られる。
「生」を選ぶと、未知の生命体に食されてしまうが。。。
「生きる」ということは、どういうことなんだろう???
と考えてしまう。
また、他の短編には「はやぶさ」が登場する。
以前、小惑星のサンプルを持ち帰ったと一躍有名になった「はやぶさ」が。
「はやぶさ」があれほど有名になる前に、その業績に目をつけて
小説に登場させるところは、宇宙を題材にするモノ書きのプロだ
と改めて驚嘆する。
小川一水氏の宇宙観が、近い未来を予想しているような気がするのは
私だけだろうか???
ちなみに、私はしらなかったのだが、この中の短編の一つに
小川一水氏の描く他の作品の外伝が入っているとのこと。
その作品がこれ。
これもチェックしなければならないだろうね。
なぜか、小川一水氏の書籍は、表紙絵がアニメっぽいものが多い。
電車で読むのに、ちょっと抵抗がある。
さて、中身は、宇宙SF短篇集。
「フリーランチの時代」は、火星探索しているチームに事故が起こり
未知の生命体と遭遇してしまうという話。
「死」か「生」かを、未知の生命体に迫られる。
「生」を選ぶと、未知の生命体に食されてしまうが。。。
「生きる」ということは、どういうことなんだろう???
と考えてしまう。
また、他の短編には「はやぶさ」が登場する。
以前、小惑星のサンプルを持ち帰ったと一躍有名になった「はやぶさ」が。
「はやぶさ」があれほど有名になる前に、その業績に目をつけて
小説に登場させるところは、宇宙を題材にするモノ書きのプロだ
と改めて驚嘆する。
小川一水氏の宇宙観が、近い未来を予想しているような気がするのは
私だけだろうか???
ちなみに、私はしらなかったのだが、この中の短編の一つに
小川一水氏の描く他の作品の外伝が入っているとのこと。
その作品がこれ。
これもチェックしなければならないだろうね。
2012年2月13日月曜日
黄金の王、白銀の王
いろんな本に出会えるのは、なかなか楽しい。
「読書に割く時間がない」のと「ちょっとでも読書に時間を割く」のは、全く違うと実感。
どちらを選んでも生活スタイルは変わらないが、後者を選択すると
読破する本が増える。
読書は、ちょっとした時間でも、できるんだなぁ。
本の表紙が、漫画なモノに、最近よく出会う。
こういう本は、カバー無しだと、電車で開くのに躊躇する。
まぁ、人からどう思われようとどうでもよし!
と決めれば、問題ないのだが。
なかなか読み応えがあった。
二人の青年の物語。
血塗られた歴史を背負い、国を統べる立場にいる一人の青年と
風向きが変われば、やはり血塗られた歴史を背負い、国を統べる立場に居たはずの
青年が、物語を紡いでいく。
一人の青年は、もう一人の青年を殺し、その一族を根絶やしにすれば
それだけで良かった。
何も考えず、それだけをすれば。
しかし、国を統べる立場にいれば、他の事情も見える。
国力が激減しているという事情が。
内紛のような、もぐらたたきに興じている場合ではないのだ。
しかし、血塗られた歴史は、もぐらたたきを強要する。
歴史が、人々の思想を縛る。
人の思想は、環境により作られて、より強固な環境を作り出す。
そんな環境下で、国を廸びくために、血塗られた歴史を止めてしまおうと
青年は決意する。
そして、もう一人の青年に、共に泥を被ってくれるよう説得する。
こうして、青年二人の静かな、しかし、タフな戦いが始まる。
人は、どれほど強く入れるのだろうか?
信念のために、誰からも認められない道を歩み続けることができるのだろうか?
物語を愉しむ以上に、心に何かを残してくれた本だった。
「読書に割く時間がない」のと「ちょっとでも読書に時間を割く」のは、全く違うと実感。
どちらを選んでも生活スタイルは変わらないが、後者を選択すると
読破する本が増える。
読書は、ちょっとした時間でも、できるんだなぁ。
本の表紙が、漫画なモノに、最近よく出会う。
こういう本は、カバー無しだと、電車で開くのに躊躇する。
まぁ、人からどう思われようとどうでもよし!
と決めれば、問題ないのだが。
なかなか読み応えがあった。
二人の青年の物語。
血塗られた歴史を背負い、国を統べる立場にいる一人の青年と
風向きが変われば、やはり血塗られた歴史を背負い、国を統べる立場に居たはずの
青年が、物語を紡いでいく。
一人の青年は、もう一人の青年を殺し、その一族を根絶やしにすれば
それだけで良かった。
何も考えず、それだけをすれば。
しかし、国を統べる立場にいれば、他の事情も見える。
国力が激減しているという事情が。
内紛のような、もぐらたたきに興じている場合ではないのだ。
しかし、血塗られた歴史は、もぐらたたきを強要する。
歴史が、人々の思想を縛る。
人の思想は、環境により作られて、より強固な環境を作り出す。
そんな環境下で、国を廸びくために、血塗られた歴史を止めてしまおうと
青年は決意する。
そして、もう一人の青年に、共に泥を被ってくれるよう説得する。
こうして、青年二人の静かな、しかし、タフな戦いが始まる。
人は、どれほど強く入れるのだろうか?
信念のために、誰からも認められない道を歩み続けることができるのだろうか?
物語を愉しむ以上に、心に何かを残してくれた本だった。
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